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 第20回公演
 『半神』

 作:野田秀樹

日時:1990年8月18日(土)・19日(日)

場所:砺波市文化会館 多目的ホール



■STORY■

その家庭教師は、2人の娘の為に燈台へ招かれた。

世にも美しい、けれど心は赤ん坊のままのマリアと、
見るからに醜く、しかし天才的な頭脳を持ったシュラ。

2人は一つの心臓を共有するシャム双生児である。

一方、ベンゼンの国、化け物たちの世界では、6つ目の
世界のはて?となるはずのこの双子を連れ戻そうと、珍妙、
かつ巧妙な作戦が練られていた。

シャムの双子の命はあとわずか。
高血圧と低血圧、双子のおじいちゃんたちは、らせん方程式の
謎を解くことができるのか?

正気とボケ、現在と過去、そして現実と幻想が入り乱れ、
らせん階段は謎の渦となり、全てをのみこんでゆく──。

ぶつかりあう言葉とはじける肉体。
あなたに孤独の意味と愛の真実を問う、世にも奇妙な物語。

 ■CAST■

       シュラ:むつお
       マリア:八田 裕美
        先生:ニーチェ石原
      老数学者:宮本 勝浩
         父:七味 零
         母:黄 素子
 スフィンクス、右子:玉井 健一
  ユニコーン、左子:坂井 宏彰
      ハーピー:泉 一美
     マーメイド:赤松 弓子
     ガブリエル:KAZUMI
     たかつぐ君:酒井 貴紹

 ■STAFF■

  演出:K子
舞台監督:小幡 豊
  効果:熊野 智浩
  衣装:藤田 あゆみ
 メイク:小森 聡美
  照明:大森 真由美
 アート:野村 広一
 大道具:石井 恒雄
 小道具:野理 忠亮
  振付:宝田 実
  広報:島 七之助
  制作:山崎 穣