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 第31回公演
 『八月のシャハラザード』


 作:高橋いさを

日時:2000年8月12日(土)・13日(日)

場所:砺波市文化会館 多目的ホール



■STORY■

ボートの上で気を失っていた男が目を覚ました。
その姿は水着にウキワ。そしてそばにはスーツ姿の女が一人。
遥か彼方の空には、客船が。ん!?変な組み合わせ。

ここはどこだ?俺は何をしていたんだ!?

俺の名前は天宮亮太。
女は名前を夕凪と言い、俺が海で溺れ死んだと言う。
そして、俺をあの世へ連れて行く案内人だとも言う。
そんなこと信じられるか。何も悪いことしていないのに何で
死ななきゃいけないんだ。
俺はまだやりたいこともあるし、第一、愛するひとみにさよならも
言っていない!

と、いうことで、そこを逃げ出し、この世へ帰ってきた。
ところが、だ。劇団の連中も、ひとみにさえも、俺の姿は見えない
らしい。声も届かない。
夕べは葬式まであったらしい。どうやら本当に死んだようだ…。
でも、でもどこかに俺の姿が見える人がいるはず。
と、思っていたら、いたんだなこれが。
でもこいつ、人相は悪いし、けがしてるし(すごい出血だ)、
拳銃まで持っているぞ。
夕凪は俺を追ってくるし、さあ、どうしよう。

恋人に一言「さよなら」を言いたい亮太。
亮太の願いを叶えるには、亮太が見える唯一の生きている人間、
川本に頼めばいいようだが、川本は何か復讐に燃えているようだし、
重傷も負っているようだ。
亮太の最後の願いは叶えられるのか?
運命の時計は、その時を刻々と刻み続けている…。


 ■CAST■

  亮太:むつお
  川本:坂井 宏彰
  夕凪:ちゃえき
 ひとみ:菅原 清美
  武志:湯尾 雅紀
  木島:七味 零
 あらた:宮島 康夫
  梶谷:雄一
  マキ:西村 さおり

 ■STAFF■

    演出:坂井 宏彰
    衣装:あかせ
   大道具:谷井 政夫
   小道具:むつお
    照明:tarow/K子
    音響:あかせ/浅谷 加奈絵/ニーチェ石原
    制作:小幡 豊/宮本 勝浩